ネパールのヤクドナルドでオーガニック
写真はネパール。ちょっと記憶が曖昧なのですが、アンナプルナ・サーキット終盤に通ったカグベニの村で撮った写真のはず。
こういうお茶目な店名って好きです。ヤクドナルド。明らかにマクドナルドのもじりですね。
ちなみにヤクは偶蹄目ウシ科で標高3000m~6000mの高地に生息している動物です。中国西部・チベット・ネパールあたりではよく見る。荷物を運ぶのによく使われています。
メニューもちょっとマクドナルドが意識されています。ヤクドナルド・ミールセットがヤク・チーズバーガーとポテト、サラダ、ジュースのセット。本家マクドナルドよりよっぽど豪華な感じ。
他にもヤクのチーズを使ったパスタやヒマラヤンコーヒーなど、ちょっとしたカフェ風レストランになっていました。
当たり前なのかもしれませんが、こういった村のレストランで提供される食べ物ってオーガニックのものが多いんですよね。上の写真にも「缶とボトルの飲料以外のフードは全てオーガニックです」書かれています。
現地で暮らしている人たちにとってはそもそもオーガニック以外の食べ物って何???という感じかもしれません。化学肥料とか化学農薬とかそんなのを使う理由がなかったり、そもそもそんなものの存在を知らなかったり。
そう考えると食事の素材そのものの安全性という意味では、先進国の都会よりも発展途上国の自然に溢れた田舎の方が安全なのかもしれません。
もっとも発展途上国では基本的な衛生状態が悪い場合も多いのでどっちもどっちな気もします。と考えると先進国の田舎で自給自足が最強でしょうか。
まああんまり考えすぎていると何も食べられなくなっちゃいますから気にしないほうがいいのかもしれませんね。子どもの頃よく食べていた駄菓子なんて、毒々しいカラフルなものが多くて合成着色料とか使われまくりだったし。でもおいしかったしね。