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ラオス、シーパンドンのデット島はのんびり目的に最高の場所

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写真はラオスのデット島。

 

私はラオスが大好きです。ファンタスティックでスペクタクルな見どころこそラオスにはありません(多分)が、ラオスの人、ラオスの町や村の雰囲気が大好きです。

実際ラオスに行って何やるの?と聞かれても答えにくいところがあります。何かをやりに行くような国ではないような……。

日常の喧騒を忘れてただただのんびりとリラックスした時間を過ごす。現代ではある意味ものすごく贅沢な時間の使い方かもしれませんが、こういったすごし方がラオスには似合っているような気がします。

 

写真のデット島もそういったすごし方が似合うラオスらしい場所です。シーパンドンと呼ばれるラオス南部、チャンパーサック県の約4,000の島々。巨大なメコン川の中の川中島。そんな島々の一つがデット島です。

パクセの町からツーリストバスなども出ており、車で3時間程度で船着場に到着。そこから舟にのって10分~20分ほどです。デット島以外にもシーパンドンで最も大きいコーン島への舟も出ています。

 

デット島は小さな島で、徒歩でも島中をぐるっと徒歩で歩き回れるほど。自転車のレンタルもできるので島内を自転車で回ることもできます。ただし道は悪い。

この島の見どころらしい見どころと言えばドルフィンウォッチングでしょうか。ボートに乗ってイラワジイルカという珍しいイルカを見に行くツアーに参加できます。私も気軽に参加してみましたが、イルカはチラっとしか見れませんでした。残念。他にはちょっとした滝などもあったりします。

このデット島には他に見どころらしい見どころはありません。のんびり、ゆったりとすごせる時間こそがこの島最大のハイライトでしょう。

ハンモックに揺られてウトウトするもよし、のんびり読書でもするもよし、島内を散歩して現地の子ども達と遊ぶのもいいし、一日中寝てすごすのもいい。

そういう時間のすごし方でもゆるされる、というかむしろ推奨されるような雰囲気がこの島にはあります。

 

以前は電気の供給は限定されており、一日のうち数時間しか電気が使えないような状態でした。携帯の電波ももちろん届かなかった。

しかし最近では欧米人を中心に旅行者に人気の島になってきており、その影響もあってこういったインフラも整備されてきているようです。

そういった事情から以前に比べると大分観光地化されてきているようではあります。日本からでもオプショナルツアーでデット島やコーン島へのツアーを予約できるようになっていたりします。

こうしてだんだんと観光地化されてはいても、この島におとずれる人はやはり、のんびり目的の方がほとんどでしょう。いやだって、そんな見るものないですもの、この島には。あんまりうるさくなり過ぎたら逆に旅行者は減って行くんじゃないかなあ。のんびりできなきゃ意味ないですよ。

 

このデット島は、この先日本で死にたくなってしまったら真っ先に行きたい場所ですね。自殺するくらいしんどくなったら私も行きます。この島でビザの期限一杯までず~っとのんびりしていたら、自殺したい気分もなくなってしまうかと思いますから。心の平穏を取り戻すにはもってこいの島。いいところです。