差別されるとメチャクチャ腹が立って悲しい。中国ウルムチで差別された話
写真は中国のウルムチ。麦田国際青年旅舍(Maitian International Youth Hostel)。私にとって最悪の宿の一つ。
いわゆるユースホステル。でもここは正式なユースホステル協会に加盟しているホステルではありません。写真上のほうに映っているロゴも似せているだけで本物じゃない。本物は下記のようなロゴですね。
ここの何が酷いかっていうと、日本人のみ差別されているところです。中国人も他の外国人も宿泊できる。でも日本人だけが宿泊できない。「Except Japanese」です。
この「Except Japanese」は実際に私が言われた言葉です。ホテルのフロントに居たメガネを掛けた頭のよさそうな若い女性スタッフでした。
英語で「外国人は泊まれないのですか?」「中国人だけ泊まれるのですか?」とか尋ねていたら、とても憎たらしい表情で「Except Japanese」と答えてくれました。
こういうこと直で言われると強烈ですね。もう頭が沸騰してめっちゃくちゃムカつきました。腹が立ちました。思わず「ファック!」叫びそうになりました。私は気が弱いので叫べませんでした。
ニセモノでも麦田「国際」青年旅舍(Maitian「International」Youth Hostel)とか標榜しているくせに特定の国の人間だけ泊めないなんてね。この差別主義者が!とか叫びたかったですよ。
この宿(ホステルとも呼びたくない)は建物に世界中の国旗が飾られているんですが、ご丁寧に日本の旗だけは外されてました。いやもう素晴らしいですね!
いま思い出しても腹が立ちます。
でも誤解しないでください。中国でもこんなあからさまに差別してくる所はそうそうない。中国人は良い人も多いです。嫌な奴も多いですがそれは日本も同じ。中国人だからどうとか言ってると自分が差別主義者になってしまいますので気をつけたい。○○人だからとか、○○出身だからとか、そういう差別はもう失くしたいですね。世界から。
ちなみにウルムチの別のユースホステル、樺林国際青年旅舎(White Birch International Hostel)は普通に泊まれてスタッフも親切でいいところでした。麦田が酷かったから余計にそう感じたのかもしれませんが、優しさが身に沁みましたよ……。