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たびずき! ブログ 海外旅行の体験談

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たびずき!海外旅行おすすめランキング【実際に行った国だけ】(http://countryranking.net/)管理人のブログ

北朝鮮がミサイル打ってきても危機感ゼロ。でもこの音くらいは知って、生存確率を上げておこう

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本当にミサイル打ちやがった! 

北朝鮮が本当に中距離弾道ミサイルを発射してしまった。幸い発射後5秒で爆発してしまい、結局は失敗に終わったようだが……。

冷静に考えると、これってとっても怖いよ? すぐ近くの国が日本に向けてミサイル打ってきたんだよ? 本当に怖い。

それでもいまだに現実感というかリアリティというか、自分事には感じられない状態だ。

「どうせ大丈夫だろ」「自分には関係ない」と思ってしまっている。「本当に危なくなったらアメリカが何とかするだろ」とも。

 

私は大阪で阪神大震災を経験している(大きな被害はなかったけど)。

「突然どんな災害が起こってもおかしくはない」ってちょっとは分かってるつもりだったのだけれどなあ。

北朝鮮からミサイル飛んでくるって、やっぱり実感がない……。

 

そもそもアメリカが北朝鮮を攻撃するって、起こりうるのだろうか?

北朝鮮がアメリカまで届くミサイルを作れるようになる』ことを、アメリカは許さない。

「言うこと聞かないとお前の国にミサイル打つぞ!」なんて事態になったら、国防上の大問題だからだ。

もしそうなったらアメリカだけじゃなくて、世界がヤバイ。

一方で、北朝鮮の近くには同盟国の韓国や日本があって北朝鮮の報復を受けかねない。

いきなりアメリカから攻撃したら一般市民にも被害が出て国際的に非難を受けるし、そうそう攻撃したりしないんじゃないの? という意見にも頷ける。

 

でもなあ……。なんだかんだいって、アメリカはイラクアフガニスタン、シリアと空爆してきてるからなあ……。

そりゃ韓国や日本に多少は気をつかっていただけるだろうけど、いざやるとなったらやるんじゃないか。

それが必要となれば、韓国や日本に被害が出ようとも、アメリカはやる。

 

北朝鮮はアメリカにまで届くミサイル開発を続けるだろう。アメリカはミサイルの完成を許さないだろう。

北朝鮮が心を入れ替えて「世界の皆と仲良くするよ! ミサイル開発も止めた!」ってならない限り、アメリカが北朝鮮を攻撃するシナリオはいつか現実になるんじゃないだろうか?

 

だからってどうしろと? この音くらいは知っておこう

一般市民の私達は北朝鮮がミサイル打つのを止めたり、アメリカが北朝鮮を攻撃するのを止めたりはできない。当たり前だけど。

ただ、心構えくらいはしておきたい。

もし万一、北朝鮮が日本にミサイルを発射したとしたら? そのミサイルが届いてしまったとしたら?


国民保護サイレン

「ミサイルがくる! 」って事態が現実になったら、↑の国民保護サイレンが鳴る。Jアラート(全国瞬時警報システム)だ。

この音は危機感を煽って誰もが異常に気づけるように、あえて耳障りで不快になるような音にしているらしい。

もしこの気持ち悪い音が鳴り響いたら、動こう。

  • 可能ならば地下に入る。地下鉄の駅が近くにあったら逃げ込もう。
  • とにかく建物の中へ。コンクリートで出来た頑丈な建物ならより良い。
  • 家の中なら、窓やドアを閉める。ガス・水道・換気扇をとじて、窓ガラスや壁から離れる。

このように動ければ、多少は生存確率を上げられるはずだ。

 

私もまだまだ死にたくはない。北朝鮮なんかに殺されてたまるか!

タイでベルセルクを読んでいた少年が忘れられない

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私は漫画が好きだ。大好きだ。日本の漫画は質量ともに世界一だと思う。世界中いろいろな国を歩いて回ったけれど、日本より漫画が凄い国なんて無かった。

「漫画なんてガキの読むものだ」なんて言うヤツは無視していい。現代日本の漫画は多様性に溢れている。とても子どもには読めない大人向けの漫画がたくさんある。子ども向けの漫画にも、大人でも楽しめる漫画がたくさんある。日本の漫画は本当に多種多様なのだ。

 

そんな漫画について、忘れられない光景が1つある。タイでの話だ。どこの駅だったかは忘れたが、BTS(バンコク高架鉄道)の駅構内だったと思う。制服を着た学校帰りらしき少年が、電車が来るのを待っていた。

 

私は反対側のホームから、なんとなくその少年を眺めていた。少年はうつむいて本を読んでいるように見えた。「何の本を読んでいるのだろう? 学校の教科書かな」と何気なくその本を見ると、『ベルセルク』だった。

あの少年は、12~13歳くらいだったろうか? まだまだ幼さの残るかわいらしい男の子だった。そんな子が読んでるのが『ベルセルク』。

「やるなあ、少年!」と口笛でも吹きたい気分になった。しかも後で思い返してみると、どうもあのベルセルク、14巻だったような気がするんだよなあ。カバーの絵がどうも14巻だったような……。

ベルセルク14巻といえばあの「蝕」の巻だ。ネタバレになってしまうので詳しくは書けないのだが、漫画史に残るレベルの衝撃的な巻だ。いやこれホント。100年後にでも残っているレベル。

でもベルセルク14巻なんて、もう完全に大人向けの話だ。絵も話も完璧に大人向け。エロい意味ではなく大人向け(エロスもあるけど)。子どもには刺激が強すぎる。

 

あのかわいらしい少年は、ベルセルク14巻を読んでどんな衝撃を受けただろう。トラウマになってやしないかな。それとも、アレがきっかけでますます漫画にのめり込んでいたりして。

彼の読んでたベルセルクは、ちゃんと原文の雰囲気残した訳になっていたかなあ。変な超訳になってなければいいなあ。

ある本を初めて読めるのは一生で一回だけ。いい読書体験になっていたらいいな。

 

なんてそんなことを、10年以上経った今になっても時々考える。

少年だった彼も、今では立派な大人になっているだろう。今でも漫画読んでるかな? 読んでるんじゃないかな。漫画って、この上なく面白いし。

漫画ってほんとうにいいものだ。日本に生まれてよかった!

世界のタバコ価格とオーストラリアのタバコ戦争

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私がいままで旅行した中で最もタバコ価格が高かった国は、北欧のノルウェーだったと思う。たしか1箱が千円を越えていたはず。

記憶違いの可能性もあるかと思い調べて見たが、私の記憶は間違っていなかったようだ。

ITMAC(Irish Tobacco Manufacturers’ Advisory Committee:アイルランドタバコ製造業諮問委員会。正式な和訳が見つからなかったので適当に訳した)のウェブサイトを見ると、ノルウェーのタバコ平均価格は11.61ユーロとなっている。1ユーロ=120円とすると、1箱1,393円の計算だ。

日本のタバコもだいぶ高くなってきたけど、ノルウェーのタバコは日本の3倍以上のお値段だ。高い!

上記リンク先のITMACのサイトには、他のヨーロッパ諸国のタバコ平均価格も載っている。同じヨーロッパでも値段にはバラつきがあるようで、最安はウクライナの0.79ユーロ。95円くらいか?安い! 

ロシアや東ヨーロッパは全体的に安くなっており、西・北ヨーロッパは高め。とはいえ同じ北欧内でもフィンランド(5.46ユーロ)とノルウェー(11.61ユーロ)とでは2倍以上の差があり、どの地域が高い・安いとは一概には言えない。国ごとの特徴が出ている感じだ。

 

逆に今まで旅行した中で最もタバコが安い国ってどこだったろう? やはりインドやネパール、バングラデシュあたりだろうか。

インドで1本単位で売ってるタバコが1本15円程度だった。でもこれだと10本で150円以上になるからウクライナの方が安くなる。やっぱりバラ売りは高くつくな。1本10円以下のタバコもおそらくあるだろうけれど。

もっとも、1本単位でタバコを売るのは、ほとんどの国で違法になっている。ニューヨークではタバコ価格がどんどん値上がっているせいで、闇で1本単位で売られるタバコが問題になったりもしている。

そのニューヨークのタバコ平均価格は1箱12.85ドル(約1450円)で、ノルウェーよりも高い状況だ。アメリカは州ごとにタバコ価格も異なるので、全体としてはそこまで高くはないのだが。

 

さて、タバコ1箱がいちばん安い国はどこだろうかと調べていると、定番データベースサイトのNUMBEOに行き当たった。

NUMBEOによると、タバコ1箱(マルボロ)が最も安い国は西アフリカのナイジェリアで、0.64ユーロになっている。77円くらい。やっすいなあ。

そして一位がオーストラリア。1箱18.04ユーロ。タバコ1箱が2千円以上……。

私はまだオーストラリアに行ったことがない。それでもここまでタバコが高い国とは思ってもみなかった。

そしてこれから先も、オーストラリアのタバコ価格はますます高くなっていくようだ。

 

オーストラリア政府のタバコに対する政策は苛烈を極める。オーストラリアでは、各タバコメーカー毎に特徴を出したパッケージすら作ることもできない。

タバコの箱はすべて同じパッケージで、きっつい警告の絵が付けられている。「タバコはあなたの健康に悪影響を及ぼす云々……タバコを吸い続けると最後はこんな風になるぞ」的な絵なのだが、その絵(というか写真か?)がもう最高にグロテスクなものになっている。

ホントにグロいのでリンクとかは貼らない。興味のある方は、「オーストラリア、タバコ、警告パッケージ」とかで画像検索すればいい。グッログロなので「見るんじゃなかった」と後悔しないように気をつけて……。

フィリップモリスなどのタバコメーカーは、法的措置をとるなどしてオーストラリア政府に激しい抵抗をしていた。そりゃあんなパッケージだと売上も激減するものな……。だが結局は敗訴に終わっている。政府の勝ち。

 

現在オーストラリアでは、タバコにかかる税金が毎年12.5%増税されていっている。これは2020年まで続いていくらしい。これを計算すると、2020年にはタバコの値段は40オーストラリアドル(約3500円)にもなる。

タバコ1箱が3500円! 3500円あれば、けっこう美味しいもの食べられるよな。大阪から東京への移動だってできる。モンベルのアンダーウェアも1枚買えそう。それがタバコ1箱と同じ値段。う~ん、金銭感覚がおかしくなる。

こうした厳しい政策のおかげもあって、オーストラリアの喫煙人口は減少の一途をたどり、成人の喫煙率は13%ほどになっている。そしてこの数値はこれからも減っていくだろう。さすが世界一タバコが高い国だ。

ちなみに日本の喫煙率は2016年の調査では成人男性29.7%、成人女性9.7%になっている。男女合わせると19.7%で、世界平均の20%とほぼ同じになる。

ピークだった昭和41年には成人男性の喫煙率が83.7%だったことを考えると、タバコを吸う人もずいぶんと減ったものだ。考えてみりゃ大昔は、電車の中ですら普通にタバコ吸われてたものな。世界は変わるもんだ。

なお、日本の喫煙率の数字は「JT全国喫煙者率調査」による。

 

タバコに関することを延々と書いてきたが、私自身は基本的にタバコは吸わない。勧められた時などに吸ったりするくらいだ。

外国を旅行していると「一本吸う?」とタバコを勧められることが時々あって、それがきっかけになって仲良くなったりすることもある。なので、勧められた時くらいは吸うことにしている。

まあ、無理に吸うこともないけれど、私はちょっとした縁とかも大事にしていきたいと思っている。そうしたほうが旅行も楽しくなりやすいし。

とはいえ睡眠薬強盗とかもあるので、注意や警戒は絶対に必要だ。

優しそうなおばあちゃんがくれた飴玉に睡眠薬が入っていて、気がついた時には身ぐるみ剥がされていた、なんていう話も聞いた。怖すぎるだろ……。

怖がりすぎず、しかし適度に警戒はしつつ、これからも旅行を楽しんでいきたいものだ。

アメリカのビザ免除プログラムって改定(改悪)されてたのか……

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トランプ新大統領が就任してだいぶ時間も過ぎてきたが、いまだに一挙一動が話題になっている。

その中で私が気になったのは、イラク、イラン、スーダン、シリア、リビアソマリア、イエメンの7か国の人達の入国禁止措置だ。

合衆国憲法違反ということで、入国禁止措置は現在差止めになっている様子だ。これに関連するニュースを読んでいろいろ調べていたら、1年以上も前にアメリカのビザ免除プログラムが改定(改悪)されていたことに気づいた。知らなかった……。

 

一般的な日本人ならビザ免除プログラムを利用して、ESTA(電子渡航認証システム)を使って認証し、アメリカ合衆国に入国することができる(90日まで。陸路の入国なら出入国カード(I-94Wフォーム)の提出になる。ESTAは必要無い)。

つまり普通の旅行者ならビザを取得する必要はなく、このビザ免除プログラムを利用してアメリカ旅行ができるのだ。

このビザ免除プログラムが2016年1月21日に改定されていた。制限が追加されたので、一般の旅行者にとっては改悪だといえるだろう。

 

在日米国大使館・領事館の公式サイトから改定(改悪)部分を抜き出してみよう。

2011年3月1日以降にイラク、イラン、スーダン、シリア、リビアソマリアまたはイエメンに渡航また滞在したことがある方は、ビザ免除プログラムを利用して渡米することはできません。また、ビザ免除プログラム参加国の国籍と、イラン、イラクスーダンまたはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者も、ビザ免除プログラムを利用して渡米することはできなくなりました。

見た瞬間「行ってる! 私、イランには渡航してるよ!」と叫びそうになった。イランを入れるのは止めてほしかったなあ……。アメリカ×イランは仲悪いから仕方ないかもしれないが……。

海外旅行が好きな人なら、イランに行ったことある方は結構多いのではないだろうか? 見るところたくさんあって人も良くて、いいところなんだよ。めっちゃ好き。また行きたい。

 

さて、2011年3月1日以降に、このイランを含めた7カ国(トランプ大統領令で入国禁止された国々と同じ7国だ)への渡航歴があると、ビザ免除プログラムは利用することができないらしい。

まず私がイランへいつ行ったのかを調べてみた。最初にパスポートを調べたが、ビザやスタンプが押された欄の数字がペルシア数字だったので、いつ行ったのかがさっぱり分からない。

仕方ないので日記を引っ張りだして調べた。……どうやら私がイランに居たのは2010年9月14日~10月2日の間のようだ。制限に引っ掛かるのは2011年3月1日以降にイランを訪れた場合なので、どうやら私はセーフのようだ。

危ないところだった。あと半年旅行するのが遅かったら、改定された制限に引っ掛かっていたところだ。

 

そういえば2012年にアメリカへ行った時、ロサンゼルスの空港で入国時に引っ掛かったんだよな。イミグレーションの係官にやたらとたくさん質問されて、その後別室行き。他の人たちはほとんどそのまま通過できていたのに……。

別室でさらに長らく待たされた後、やたらめったら沢山の質問をされたのを覚えている。

中央アジア諸国のビザやスタンプがパスポートに押されていたことが怪しまれていたっぽいのだが、やっぱりイランのビザ・スタンプも怪しまれていたのだろうなあ。

この頃からイスラム教関連の国にはどんどん厳しくなる兆候があったということだ。

 

この2016年1月21日に改悪されたビザ免除プログラムの規定に関して疑問なのだが、これは一体どの程度のレベルまで調べられているのだろう?

正直普通の旅行者なら、パスポートを新しいモノに更新して、イミグレーションの質問で「え? そんな国生まれてこのかた行ったことありませんよ」とかトボけていれば、普通に乗り切れるんじゃないかという気もする(実際やったらどうなるかの保証はしない)。

そりゃあアメリカが調べようと思えば、旅行者一人一人がどこの国に渡航しているのかを完璧に把握することもできるだろうが、普通の旅行者の入国審査にそこまでパワーを費やせるとはとても思えない。

それとも日本人の渡航歴って全てデータでアメリカに筒抜けなのか? さすがに日本人一人ひとりの情報がそこまでアメリカに筒抜けとは思いたくはないのだが……。

それにしても、アメリカへの入国がどんどん面倒くさくなってしまうなあ。勘弁してほしい。

世界がもっともっと平和であればこんなことも無いのだろうけど。かなしいことだ。

ブラジルの黄熱病が広がりを見せている。蚊の最凶さは恐ろしい

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ブラジルで黄熱病(黄熱)が流行っているようだ。ブラジルは確かに黄熱病リスク国なのだが、最近は広い国土の中でもひとにぎりの人達だけが黄熱病を発症している状況だった。

それが今年はミナス・ジェライス州を中心に、120件の感染が確認されており、そのうち49人が死亡している。これは2000年以来の大発生だという。

今の所は地方でのみ流行っているようだが、これからどうなるかは分からない。ミナス・ジェライス州リオデジャネイロ州サンパウロ州にも隣接している。もし爆発的な広がりを見せて、これらの州の大都会にまで飛び火すれば、大変な状況になる。

そういった状況に備えてか、ブラジル保健省はすでに1150万人分のワクチンを用意しようとしているようだ。

 

日本からブラジルを訪れる人も、黄熱病ワクチンを打っておいたほうがいいだろう。

現在のところ、ブラジルへの入国にはイエローカード(黄熱病予防接種国際証明書)の提示は必須ではないが、黄熱病がさらに爆発的に広がるようなら、必須になってもおかしくはない。

なにより黄熱病は危険な病気だ。発症した患者の15%が重症化し、そのうち20%~50%が死亡するとされている。

蚊が媒介する病気なのだが、絶対に蚊に刺されないようにするのは難しい。

ワクチンを接種しておくのがいいだろう。

 

ちなみに『黄熱病の予防接種したよ!』と証明してくれるイエローカード(黄熱病予防接種国際証明書)だが、以前は接種10日後から10年間有効だった。

それが、2016年7月11日からは、生涯有効に変更されている。一回予防接種するだけで一生有効になるのだから、時々でも南米やアフリカを訪れる人は、ぜひ予防接種しておくといい。

 

それにしても、蚊っていうのは凶悪だよなあ。黄熱病、ジカ熱、マラリアデング熱西ナイル熱日本脳炎……。

人間を殺しまくっている凶悪な病気を運び過ぎだ。地球で一番たくさん人間を殺している生物なんじゃないか? 一番たくさん人間を殺しているのは同じ人間だ!とかそういうのはいいです……。

 

私も現在せきや全身倦怠感といった症状がでている。黄熱病の予防接種はすでにしているので、黄熱病ではない。もっとも、日本国内には黄熱病を媒介するネッタイシマカがいないので、そもそも黄熱病には掛かりようがないのだけど。

最近職場でインフルエンザが流行り出しているので、こちらの疑いのほうが怖い。インフルエンザも黄熱病ほどではないが、人が死ぬこともあるんだよなあ。ただの風邪とはちがう。

風邪にくらべるとインフルエンザは、

  • 急激に病状が進行する
  • 38℃以上の高熱が出る
  • 全身に症状が出て、関節痛・筋肉痛・頭痛が出る

こういった症状が特徴的のようだ。

今のところ全身倦怠感はあるけど高熱はない(多分)。……たぶん大丈夫だろ。でも激しくしんどくなったらすぐ病院行こう。周りの人にも迷惑だからな。マスクも必須!

安静安静。

ガンビアの政変が終了。流れをまとめてみた。23年も大統領を続けるって、どんな気持ちなんだろ?

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ガンビアの政変がようやく終わりを迎えている。血を見ることが無かったのがなによりだ。

これまでの流れをまとめてみよう。

 

●23年間ガンビア大統領を続けていたジャメ氏が選挙で敗れる(2016年12月1日)

●選挙の8日後に、ジャメ氏「不正があったから選挙結果は認めない!」と首都に軍隊を配備。大統領で居続ける

●緊張感が高まり不穏な雰囲気。数万人のガンビア人や旅行者が国外へ逃げ出す

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が軍事介入

●ジャメ大統領が降伏。大統領を辞す。ギニアを経由し赤道ギニアに亡命

●国庫がほとんど空。十数億円以上のカネが消えてるぞ! 

 

こういった流れになっている。

 

ガンビアは西アフリカにある国で、アフリカ大陸でも最小の国土を持つ小さい国だ。その国土の全てが隣国セネガルに囲まれている。

1965年に独立した国で、それ以来、大統領は二人のみ。今回の選挙で選ばれたアダマ・バロウ氏がこのまま三人目のガンビア大統領になるのだろう。

 

ちなみに一人目はダウダ・ジャワラ大統領で、独立前の1962年~1970年の8年間首相を務め、1970年~1994年の24年間大統領を務めている。そして二人目が渦中の人であるヤヤ・ジャメ大統領で、1994年~2017年の23年間大統領を務めていた。

1年未満で総理大臣が交代することもある日本と比べると、信じられないくらい長く感じる。アメリカの大統領も1期4年、最高でも2期8年だ。20年以上も最高権力者を続けるなんてことは有り得ない。そう考えると、ガンビア大統領がいかに長く大統領で居続けたのかが分かる。まあ、独裁者だよな。

 

このジャメ大統領、一度は自分が負けたという選挙結果を受け入れていたのに、8日後にやっぱ認められん!と意見を翻した。一体この期間に何があったのだろう。

 

ジャメ大統領には多くの批判がある。

・敵対していた人間を拷問・監禁・殺害していた

報道の自由言論の自由を弾圧していた

・同性愛者を「害虫」呼ばわりして弾圧していた

・科学的根拠のない「画期的なエイズ治療薬」を発表し、患者に抗ウィルス薬の服用を止めさせ、この治療薬を使わせていた

・「叔母の死は魔術のせいだ!」というジャメ大統領の号令で「魔女狩り」が行われ、1000人以上のガンビア人女性が拉致され、少なくとも8人が亡くなった

 

こういった批判を見ていると、極悪非道で頭のおかしな人物のように思えてしまうが、その一方で

・女児の割礼(性器切断)や、女性の小児婚(18歳未満の婚姻)を禁止

・貧困の撲滅、貧しい人への医療提供といった慈善事業

 

こういった活動も行っていた。やはり人間は多面的だ。どんな人にも様々な面がある。一面だけを見ての判断はいけないと思わされる。

ジャメ大統領はガンビア軍の出身で、かつ厳格なムスリムだ。私たち日本人の一般的な価値観とは相容れない部分も多いのだろう。

 

とはいえ、やってきたことがやってきたことなだけに、敵が多い人物なのは間違いない。命も狙われていただろう。大統領を降りるとなると、途端に命の危険も増すに違いない。

実際ジャメ大統領はECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)と、在位中に行ったとされる犯罪行為への恩赦を要求していたという。そりゃそうだよな。じゃなきゃ大統領を辞めたとたん殺されかねないもの。

選挙で負けてから8日後に「不正があったから選挙結果は認めない」となるまでに、そいったことを認識したのかもしれない。人間誰でも死にたくない。

現実的に赤道ギニアに亡命できてるわけだから、その辺りの話もついていたのだろう。消え去った十数億のオカネも、そういった交渉やあれやこれやに使われているのかもしれない。うまくやったものだ。国庫のお金を持ってかれたガンビアの人たちには災難以外の何者でもないが……。

 

いつになるかは分からないが、すこし先の将来に西アフリカへ旅行するつもりでいる。なので、興味を持って色々と調べている。

ガンビアもこれから安定していってくれると、とても嬉しい。

西アフリカは部族の言葉を除くと、フランス語が公用語の国が多い。私は英語ならなんとかなるのだが、フランス語はからっきしだ。まったく言葉が通じないのは結構辛い。治安がよければ言葉が通じなくても問題ないのだが、西アフリカはなあ。

ガンビアやナイジェリア、ガーナあたりは英語が公用語なので、まだ旅行しやすそうに思える。是非行きたい。

シエラレオネも英語が通じるのだが、さすがにまだ早すぎる気もする。情勢が許すなら訪れてはみたいのだが。

 

色々と悪い想像をしていても、いざ行ってみると案外なんてことなかったりもするのだけれど、油断してるとあっさり死んだりするのも本当。

ちょっとした顔見知りの人が、西アフリカに訪れた後にマラリアで亡くなっていたこともあったからな。あれは本当に驚いた。そして、悲しい以前に実感がまったく無かった……。

西アフリカに行く時には、いろいろと十分に気をつけて行きたい。

ブラジルの刑務所が危険すぎる。斬首て。なぜこんな状態になっているのか?

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1つ前の記事で、ブラジルで起きた刑務所での暴動・脱走について書いた。

それから興味を持っていろいろ記事を読んでいたのだが、また今日、暴動が起きている。

こういった暴動自体はブラジルではもう珍しくもないようだが、今回の暴動はその凄惨さがとてつもない

 

今回の暴動は、ブラジル北東部リオグランデ・ド・ノルテ州の州都・ナタールのAlcacuz jailで起きている。

原因はいつもどおりで、ギャング同士の抗争だ。ギャングの囚人が、敵対している組織の囚人に攻撃を仕掛けたのがきっかけ。その時間帯には、外からは銃声や爆発音が聞こえていたという。

少なくとも10人がすでに死亡している。そして、そのうち三人は斬首されていたという……。斬首って、首切られるのかよ……。

 

なぜブラジルの刑務所はこんな状態になっているのだろうか? 状況について調べてみたが、どうも大きく3つの理由があるようだ。

 

1つ目は、刑務所の超過密状態。ブラジルではほとんどの刑務所が、収容人数を超過している状態。サンパウロのある刑務所では、一人の看守が300~400人の囚人を監視しているという。

こんな状態だと囚人が看守の目をかいくぐるのも簡単だ。人数も圧倒的なので、施設を占拠することだってできてしまう。

 

2つ目は、ギャングの抗争だ。First Capital CommandとRed Commandという2つの組織が長いあいだ停戦状態だったのが、最近になって停戦が終わり、抗争が始まってしまった。

そしてブラジルの刑務所には、これら対立する2つの組織のメンバーが、数千人規模で服役している。囚人の中にはその組織に対する裏切り者もいて、報復のために殺されている者もいるという。

 

3つ目は、財源不足。ブラジルの刑務所はお金がない。そのため、危険物の持ち込みを発見するための探知機や、携帯の電波妨害装置、管理の為の電子タグといった必要な設備が備えられていない。

さらに看守もまた、充分な訓練を受けていない。しかも給料は安い。そんな安い給料で、圧倒的多数の囚人を管理しなければならない。

囚人には終身刑囚や死刑囚もいて、失うものなど何もない!と開き直っている危険な奴もいるだろう。こんな状態でマトモにしっかり仕事をするというのも無理がある。看守も命が惜しいだろう。

 

以上3つが、ブラジルの刑務所環境を最悪のものにしている大きな原因だ。

不十分な設備に加え、収容人数のキャパシティをオーバーしまくっている囚人の数。刑務所内では、対立するギャング組織の構成員達が火花を散らしている……。

これはもう、どんな事件が起こってもおかしくはない状態だ。

 

現在ブラジルは、過去80年間でも最悪といわれる不況に直面している。インフレ率は年間10%越えだ。

この厳しい状況では刑務所を増やしたり、ギャング取り締まりを強化したり、設備を充実させたりするのは難しいに違いない。

そうはいっても、この状況を野放しにはしてはおけない。国際的な注目も高まってきている。国民からの政府への支持がゼロになってしまう前に、なにかしら手を打つ必要があるだろう。

 

いやそれにしても、ブラジルでだけは犯罪行為したらダメだな(どこの国でもダメ)。ブラジルの刑務所に入れられたら、とても生きのびられる気がしない。自分なんかあっというまにヤられてしまうだろう。おそろしい。

 

※参考記事

BBC:Brazil prisoners beheaded in riot at Natal prison