北朝鮮がミサイル打ってきても危機感ゼロ。でもこの音くらいは知って、生存確率を上げておこう
本当にミサイル打ちやがった!
北朝鮮が本当に中距離弾道ミサイルを発射してしまった。幸い発射後5秒で爆発してしまい、結局は失敗に終わったようだが……。
冷静に考えると、これってとっても怖いよ? すぐ近くの国が日本に向けてミサイル打ってきたんだよ? 本当に怖い。
それでもいまだに現実感というかリアリティというか、自分事には感じられない状態だ。
「どうせ大丈夫だろ」「自分には関係ない」と思ってしまっている。「本当に危なくなったらアメリカが何とかするだろ」とも。
私は大阪で阪神大震災を経験している(大きな被害はなかったけど)。
「突然どんな災害が起こってもおかしくはない」ってちょっとは分かってるつもりだったのだけれどなあ。
北朝鮮からミサイル飛んでくるって、やっぱり実感がない……。
そもそもアメリカが北朝鮮を攻撃するって、起こりうるのだろうか?
『北朝鮮がアメリカまで届くミサイルを作れるようになる』ことを、アメリカは許さない。
「言うこと聞かないとお前の国にミサイル打つぞ!」なんて事態になったら、国防上の大問題だからだ。
もしそうなったらアメリカだけじゃなくて、世界がヤバイ。
一方で、北朝鮮の近くには同盟国の韓国や日本があって北朝鮮の報復を受けかねない。
いきなりアメリカから攻撃したら一般市民にも被害が出て国際的に非難を受けるし、そうそう攻撃したりしないんじゃないの? という意見にも頷ける。
でもなあ……。なんだかんだいって、アメリカはイラク、アフガニスタン、シリアと空爆してきてるからなあ……。
そりゃ韓国や日本に多少は気をつかっていただけるだろうけど、いざやるとなったらやるんじゃないか。
それが必要となれば、韓国や日本に被害が出ようとも、アメリカはやる。
北朝鮮はアメリカにまで届くミサイル開発を続けるだろう。アメリカはミサイルの完成を許さないだろう。
北朝鮮が心を入れ替えて「世界の皆と仲良くするよ! ミサイル開発も止めた!」ってならない限り、アメリカが北朝鮮を攻撃するシナリオはいつか現実になるんじゃないだろうか?
だからってどうしろと? この音くらいは知っておこう
一般市民の私達は北朝鮮がミサイル打つのを止めたり、アメリカが北朝鮮を攻撃するのを止めたりはできない。当たり前だけど。
ただ、心構えくらいはしておきたい。
もし万一、北朝鮮が日本にミサイルを発射したとしたら? そのミサイルが届いてしまったとしたら?
「ミサイルがくる! 」って事態が現実になったら、↑の国民保護サイレンが鳴る。Jアラート(全国瞬時警報システム)だ。
この音は危機感を煽って誰もが異常に気づけるように、あえて耳障りで不快になるような音にしているらしい。
もしこの気持ち悪い音が鳴り響いたら、動こう。
- 可能ならば地下に入る。地下鉄の駅が近くにあったら逃げ込もう。
- とにかく建物の中へ。コンクリートで出来た頑丈な建物ならより良い。
- 家の中なら、窓やドアを閉める。ガス・水道・換気扇をとじて、窓ガラスや壁から離れる。
このように動ければ、多少は生存確率を上げられるはずだ。
私もまだまだ死にたくはない。北朝鮮なんかに殺されてたまるか!