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たびずき! ブログ 海外旅行の体験談

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たびずき!海外旅行おすすめランキング【実際に行った国だけ】(http://countryranking.net/)管理人のブログ

タイでベルセルクを読んでいた少年が忘れられない

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私は漫画が好きだ。大好きだ。日本の漫画は質量ともに世界一だと思う。世界中いろいろな国を歩いて回ったけれど、日本より漫画が凄い国なんて無かった。

「漫画なんてガキの読むものだ」なんて言うヤツは無視していい。現代日本の漫画は多様性に溢れている。とても子どもには読めない大人向けの漫画がたくさんある。子ども向けの漫画にも、大人でも楽しめる漫画がたくさんある。日本の漫画は本当に多種多様なのだ。

 

そんな漫画について、忘れられない光景が1つある。タイでの話だ。どこの駅だったかは忘れたが、BTS(バンコク高架鉄道)の駅構内だったと思う。制服を着た学校帰りらしき少年が、電車が来るのを待っていた。

 

私は反対側のホームから、なんとなくその少年を眺めていた。少年はうつむいて本を読んでいるように見えた。「何の本を読んでいるのだろう? 学校の教科書かな」と何気なくその本を見ると、『ベルセルク』だった。

あの少年は、12~13歳くらいだったろうか? まだまだ幼さの残るかわいらしい男の子だった。そんな子が読んでるのが『ベルセルク』。

「やるなあ、少年!」と口笛でも吹きたい気分になった。しかも後で思い返してみると、どうもあのベルセルク、14巻だったような気がするんだよなあ。カバーの絵がどうも14巻だったような……。

ベルセルク14巻といえばあの「蝕」の巻だ。ネタバレになってしまうので詳しくは書けないのだが、漫画史に残るレベルの衝撃的な巻だ。いやこれホント。100年後にでも残っているレベル。

でもベルセルク14巻なんて、もう完全に大人向けの話だ。絵も話も完璧に大人向け。エロい意味ではなく大人向け(エロスもあるけど)。子どもには刺激が強すぎる。

 

あのかわいらしい少年は、ベルセルク14巻を読んでどんな衝撃を受けただろう。トラウマになってやしないかな。それとも、アレがきっかけでますます漫画にのめり込んでいたりして。

彼の読んでたベルセルクは、ちゃんと原文の雰囲気残した訳になっていたかなあ。変な超訳になってなければいいなあ。

ある本を初めて読めるのは一生で一回だけ。いい読書体験になっていたらいいな。

 

なんてそんなことを、10年以上経った今になっても時々考える。

少年だった彼も、今では立派な大人になっているだろう。今でも漫画読んでるかな? 読んでるんじゃないかな。漫画って、この上なく面白いし。

漫画ってほんとうにいいものだ。日本に生まれてよかった!