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たびずき! ブログ 海外旅行の体験談

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たびずき!海外旅行おすすめランキング【実際に行った国だけ】(http://countryranking.net/)管理人のブログ

アルゼンチンでお金をドブに捨てたこと

アルゼンチン

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写真はアルゼンチンのイグアス。ヘビ注意!

 

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」とも呼ばれており、美しい街並みはヨーロッパの大都市とも遜色がない。

そんなブエノスアイレスを歩いていると、「アルゼンチンってもうヨーロッパと同じような先進国じゃないか!」と錯覚してしまいそうになる。そんなことないのに。

 

私はそのアルゼンチンでお金をドブに捨ててしまった。あまり情報を集めずに訪れたので事情を知らず、完全に無駄にお金を失ってしまった。ああもったいない。

具体的にどう失敗したのかというと、普通にATMでお金を引き出してしまったこと。それこそが大失敗だった。

 

銀行のキャッシュカードやデビットカード、クレジットカードで『PLUS(プラス)』や『CIRRUS(シーラス)』というマークが付いているものならば、同じマークが付いたATMなら世界中でお金を引き出したりキャッシングしたりできる。

手元にあるカードを見てみたら、イオンカードにまでPLUSマークが付いていた。最近はけっこうどのカードでも付いてるんだなあ。びっくり。

 

話がそれた。私がアルゼンチンに訪れたのは2013年の2月で、最初にたどり着いたのはワインやアコンカグア山で有名なメンドーサの街だった。

普通にキレイな街で普通にATMが設置されていたので、普通にお金を引き出してしまった。たしか新生銀行のカード(『PLUS』マークが付いてる)を使ったと思う。

銀行のレートは1ドル=5アルゼンチンペソ(長いのでこれより後ではペソと略す)だったので、まあそんなものかと気楽に考えていた。この時引き出したのは900ペソ。1ドル=5ペソで計算すると180ドル。1ドル=100円で計算すると18,000円だ。

 

お金を引き出したあと街中を歩いていると、街角で何度か声を掛けられた。「チェンジマネー?」。両替の誘いだ。あれれ、アルゼンチンって闇両替とかあったのか?と疑問に思っていると、銀行ではない両替商が目に付いた。

ためしに覗いてみると、両替レートが1ドル=7.4ペソになっている。おいおい、1ドル=5ペソじゃなかったのかよ。銀行のレートを見ると、やっぱりきっちり1ドル=5ペソ。いくつかの銀行を比べてみても全部一緒。固定されてるっぽい。銀行は公の機関だからな……。

失敗したかも、と思った。ATMでお金をおろした他にも、クレジットカードでバスのチケットも買ってしまっていた。もし公のレートが固定されていて実際のレートと離れているならかなり損してしまったかも……。いやまあ気にしすぎかもしれないけれど。

 

気にしすぎじゃあなかった。日本に帰ってからクレジットカードやATMでおろしたお金の明細を見ると、やっぱり損していた。全部1ドル=5ペソのレートで計算されている……。

実際にはアルゼンチンでは1ドル=7.4ペソで両替できたんだよ。それが実勢の両替レート。それなのにカードで使った分は1ドル=5ペソ計算。1ドルにつき2.4ペソずつ損していることになる。

 

私がATMで引き出したのが900ペソだったので、分かりやすく1000ペソで計算してみよう。

クレジットカードで1000ペソ使ったり、カードを使ってアルゼンチンのATMで1000ペソ引き出すと、1ドル=5ペソなので1000÷5=200。200ドル(約2万円)を使ったことになる。

逆に日本から200ドル持って行ってアルゼンチンの両替商で両替すると、1ドル=7.4ペソなので200×7.4=1480ペソが手に入ることになる。

手数料はこの際おいておくと、同じ200ドル(約2万円)を使っているのに、手に入るペソは1000ペソと1480ペソ。480ペソ分(約6500円)の差が出る。ATMやクレジットカードで1000ペソ使うだけで、約6500円まるまる損してしまっていることに……。

 

海外旅行だったら10万円や20万円くらい買物で使ったりもするだろう。

もしも10,000ペソ=約1,351ドル=約135,100円分クレジットカードで買物したら、それだけで約65,000円損してしまうことになる。

数%の手数料ならまだ分かるが、この場合は50%以上の手数料を取られているようなものだ。さすがに大損過ぎる。というか、おかしい。

 

ATMで引き出した分やクレジットカードで使ってしまった分を合わせると、私は2万円近く無駄にしてしまった。完全な死に金。お金をドブに捨ててしまったようなものだ。なんてもったいない! そのお金でおいしいもの食べれたのに!

こんなふうにクレジットカードを使っただけで手数料を50%以上取られるなんてことは、先進国ではまず起こり得ないだろうなあ。だがアルゼンチンではそんなことが起こってしまった。やはり先進国じゃあないんだよなあ、なんて思ってしまう。

まあ、自分が損して腹がたっただけなのだけれど。

 

2015年12月からは、公定レートが実勢レートとほぼ同じになったので、私のような無駄損にあうことは今後しばらくは無いだろう。

2016年11月現在の為替レートは1ドル=約15ペソ。2013年は1ドル=7.4ペソだったので、2倍近くになっている。1ドル=100円だったのが3年で1ドル=200円になるようなものか。物凄いペソ安だ。

日本円も円高になったり円安になったりするけれども、ここまで激しく動いたりはしない。円はまだまだ安定している通貨だ。

ドル、円、ユーロ等とは違い不安定な通貨は、アルゼンチンペソ以外にも世界中にたくさんある。そういった国へ旅行するときは最新の情報を集めていったほうがいい。そうすれば、私のようにアホな失敗をすることもないだろう。お金は大事ですから!