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いちばん嫌いな国

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写真は南アフリカ喜望峰へ行く途中で出会ったペンギン。なかなか凶悪な面構え。

 

南アフリカ共和国は、その名の通りアフリカ大陸の最南端にある国です。ここまで名が体を表している国名というのもなかなか無いでしょう。

南アフリカは見どころの多い国です。

たとえば、広大な面積をもつクルーガー国立公園では、キリンやゾウ、ライオン、サイやチーターといった動物達を間近で見学できるサファリが楽しめます。

(比較的)リラックスできる街・ケープタウンからは、ケープ半島の端にある喜望峰(アフリカ最南端はアガラス岬)を訪れることができ、その途中では写真のような凶悪可愛いケープペンギンと遭遇することだってあります。

ケープタウンの街のすぐ近くにはテーブルマウンテンという平らな山があり、ロープウェイやハイキングで登って楽しむことができます。

ケープタウンの沖合い約12kmにあるロベン島もまた南アフリカの見どころです。かってノーベル平和賞を受賞したネルソン・マンデラが収監されていた世界遺産の島。

他にもスカイダイビングを体験したり、海中の檻に入ってサメと接近したり、カジノ遊びをしたりと、南アフリカは多種多様なアクティビティ・エンターテインメントが楽しめる国です。

そんな南アフリカ共和国は、私のいちばん嫌いな国です。

 

なぜそんなに嫌いなのか? まず何よりも、南アフリカは治安が悪い。特に大都市の治安は最悪の部類です。現地の人たちは「昔に比べたら随分よくなったよ」と話してくれて、それはそれで事実のようなのですが(強姦などの犯罪件数はやや減っている)、それでも相当に危険です。

私はケープタウン、ブルームフォンテイン、ダーバン、ヨハネスブルグなどを訪れました。この中ではケープタウンが比較的安全で、夜でも人通りの多い場所なら歩けるレベル。

ブルームフォンテインやダーバンはもうすこし危ない。昼間でも雰囲気の悪い場所多し。夜は危険度がかなり増すので、出歩かないほうがいい。

そして真打ヨハネスブルグヨハネスは最高に危ない。昼間でも外を出歩くのに躊躇するレベル。

一部の治安の良いエリアやショッピングセンターならば、おおむね問題なく歩ける。が、地理がよく分かっていない旅行者がぶらぶらと外を散歩したりすれば、あっさりと襲われてしまう可能性が非常に高い。特に駅のすぐ近くに危険エリアがあるのは勘弁。

 

参考までに外務省の海外安全ホームページの記述をみてみると、

ヨハネスブルグの市街中心地(Central Business District(CBD),カールトンセンター付近からヨハネスブルグ中央駅及びヒルブローに至る地区)は,エリスパーク・スタジアムも含めて,殺人,強盗,強姦,恐喝,暴行,ひったくり,車上荒し,麻薬売買等の犯罪が昼夜を問わず発生しています。

このような状況です。

こういった状況なのに、外務省海外安全ホームページの危険度としては「レベル1:十分注意してください」で、ヨハネスブルグ、ダーバン、ケープタウン周辺がすこーし黄色くなっている状態。

まかり間違って安全な国と勘違いしてしまいそうなので、もう少し何とかしてほしいと思う。

私の大好きなラオスなんて、国全体がこの「レベル1:十分注意してください」で黄色に染まっている。タイもそう。ここだけ見ると、タイやラオスの方が南アフリカよりよっぽど危険にみえてしまう。タイやラオス南アフリカより危険? 100%有り得ません。

都会以外の田舎町なら、南アフリカでもそこまで危険ではないんですけどね。ただ、大きな街はだいたい交通の要所にあるので、避けるのもなかなか難しい。ヨーロッパに飛ぶ飛行機なんて大概はヨハネスブルグから出ていますからね。結局行かざるを得なくなる。

この治安の悪さのおかげで都市部を歩くときはいつも、最大限に警戒しつつ歩かねばなりません。これがこの国を嫌いな理由その1。

 

嫌いな理由その2は、人です。こちらは完璧に、私個人の主観的な意見です。中には良い人もいるとかそんなのは承知の上で、大嫌い。

とにかく嫌な人間・感じの悪い人間に出会う確率が半端でなく高かった。アジア人、白人、黒人、カラード、などなど関係なし。

特にヨハネスブルグは酷かった。

事前にホテルスタッフに「早朝に到着するけど迎えにこれるか?」と問い合わせると、「OK! 問題ない」と返事してくれたが、バスステーションに到着して電話をしてもつながらない。辛抱強く掛け続けると、やっとのことで出てくれた。……寝てたようだ。おまけに「ドライバーが今いないから、迎えに行くの無理」とのお返事。

なんだそれ。おかげで朝までバスステーションの中で過ごすハメになった。5月のヨハネスブルグは酷く冷えたよ。バスステーションの中は人が多くて安全なので助かったけれども。

しかしこのバスステーション内の人たちも異常に感じが悪かった。ツーリストインフォメーションの黒人女性は超ぶっきらぼう。ツーリストインフォメーションなのにマトモな情報教えてくれないってどういうことだ。

小さなスーパーのおっちゃんも同様。「朝から来るな」と書いてあるかのような不機嫌顔。嫌々働いているって感じが凄く強い。しかもまた中国人と勘違いされてるし……。

ショッピングセンターの服屋さんでは白人オーナー?が異様に怒っていた。売る気ないのだろうか。

自分は時間にルーズなのに、人が遅れると酷く怒るスタッフがいた。勝手やね。

ヨハネスブルグ→ドーハ→バルセロナの飛行機では荷物の一部を盗まれた。まさかあんな物を盗まれるとは……。さすがヨハネスブルグ

 

なんというかこういうのは、自分が運悪かっただけの可能性も高いんですよね。たまたま嫌な奴に遭いまくってしまっただけ。うん、分かります。

でもそれでも自分の中では、南アフリカが最悪な国っていう印象がもうぬぐえません。

もし万一もう一度南アフリカを訪れなければならない状況になって、そこで奇跡的にいい出会いがあれば、この印象がくつがえされることもあるかもしれません。可能性は極めて低いでしょうけれど。

結局のところ、どんなにきれいで美しいものがあっても、どんなに素晴らしく楽しいアトラクションがあっても、結局最後は人なんだなあ、と実感した南アフリカでした。