初めてのラオスで初めてのバス。ニワトリとかトイレとか色々びっくり

写真はラオスのルアンナムタへ向かうバス。中国～ラオスの国境付近から。

ラオスは大好きな国ですので何度も訪れています。でもここしばらくは訪れることができていないので寂しい……。最近は物価もだいぶ上がっているみたいなんですよね。

この写真は私が初めてラオスを訪れた時のものです。中国の雲南地方、景洪からモンラーなどを経由して陸路で国境を越えました。それから国境付近からバスに乗ってルアンナムタの町を目指している途中です。

写真を見てもらえば分かるとおり、ラオス人の少年がごはんを食べています。これはラオスの主食のカオニャオ。もち米のもっちりとしたごはんで、竹筒に入れたりバナナの葉にくるんだりして携帯できる便利な食物です。きれいな手指でそのまま食べるのがラオスの習慣。もっとも観光客用のレストランなどでは普通にナイフやフォーク、お箸が出されたりもします。

このとき初めてラオスのバスに乗ったのですが、車内はけっこうなカオスっぷりでした。この少年のようにごはんを食べているのはまだ普通。車内で何かを食べるのは日本でもありますしね。

他には籠に入った生きているニワトリを5~6羽かついで乗り込んでくるおばちゃんもいました。あのおばちゃん、追加料金とか払っていたのかな。ラオスはおおらかとはいえ、おばちゃんとニワトリ達でバス内のかなりの面積を占有していたので。ニワトリはコケコケ鳴いて元気そうでした。

さらに、私の前の席には親子(お母さんと息子さんだったかな。息子さんは幼児)が座っており、その子どもがおしっこを漏らして後ろの席(私の席だ)まで液体が流れてきてびっくらこきました。最初は一体何かと思いましたよ。飲み物でもこぼしたのかなと。匂いですぐ分かりましたが。こういうこともあるもんなんですねえ。

また、バスはときどきトイレ休憩のために停車します。しかし停車場所によってはトイレが周辺にはないこともありました。まあ男はいいんですよ。その辺で済ませられるので。でも女性はどうするのかなあとちょっと疑問に思っていたのですが……。

ちょっと写真が小さくて申し訳ない。ラオスの女性はシンと呼ばれる伝統的な衣装を着用されている方も多いです。いわゆる腰巻スカートというやつですね。

この腰巻スカートが、こういうトイレのない場所でのトイレにも役に立つという訳です。 上手にしゃがみこんで、中が周りから見えないようにスカートを上手く使う。

茂みの中のほうで事を済ますのかなあと思ってたら、普通にその辺で済ませている人もいてちょっとびっくり。こういうところもラオスはおおらかです。

心がささくれだって疲れてきたらまたラオスに行ってのんびりしたいですね。次はいつ行こうかな。