ベトナムの世界遺産の町・ホイアンは落ちつく町で好き。ボーっとするのがいい
写真はベトナムのホイアン。猫は世界中どこでも狭いところが好きですね。
ベトナムはホーチミン、ホイアン+ミーソン遺跡、フエ、ハノイ、といった感じで南から北へと旅行したのですが、その中ではこのホイアンが一番好きです。
ホイアンには「おおっ、すごいっ!」となるような刺激的な絶景なんかはまったくありません。古い町並みがあるだけです。でもその古い町並みこそが最高にいいんですよ。
日本人が建てたと伝えられる来遠橋(日本橋)、中国風の集会所である福建会館といった有名な建物がホイアンには残っています。そういった有名な建物もいいのですが、特に有名でもないふつうの民家も風情があっていい雰囲気。
どことなく懐かしいようなのんびりした雰囲気の町でボーっとしているだけでも結構しあわせでした。
町角のベンチに座って歩いている人達や町をぼんやり眺めているだけでもいい気分になれる。刺激的ではないけどじんわりとしたいい心持ち。
海外旅行っていうと絶景を見たり素晴らしく豪奢な建物を見たり超うまいものを食べたりといったイメージがありますが、のんびりじんわりとしたひと時もまたいいもんです。
もっともホイアンは世界中から観光客が集まってくる町なのでそれなりに賑やかなのですけどね。観光客が集まる前のホイアンも見てみたかったなあ。もっとまったりとした雰囲気だったのでしょうね。
ホイアンは夜も早かったですね。日本なら24時間営業のお店もいっぱいあって、いつでも何でも買えて便利ですが、ホイアンでは夜に開いている店なんてまずありませんでした。
バーとかなら開いてる店もあったかもしれませんが見かけなかったな。あっ、でも、おばあさんが道端でパン売ってたりはしましたね。
大きいパンが1個1000ドンと安かったです。当時のレートで10~20円くらいだったかな? こういう光景も日本では見れませんね。日本で道端にテーブル置いてパン売ってたら驚きます。
私がベトナムを訪れたのはもう随分前なので、今ではいろいろ変わってるのでしょうね。ホイアンがめちゃくちゃ賑やかな大都市になっていたりする? いや、それはないな。
ホイアンはまた訪れたい町なので、これからもあの落ちつく雰囲気のままであってほしいなあ。次はいつ行けるかな。