南米・チリのタンゴ。踊りとダンスは世界中どこにでも
写真はチリのバルパライソ。
バルパライソはチリの首都サンティアゴから車で約2時間ほどの位置にある港町。『バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み』として世界遺産に指定されている町です。
写真はそんなバルパライソの町を歩いていたときに出会った光景。アルゼンチンが特に有名ですが、南米ではタンゴが盛ん。こんな風に町中のひらけた場所でも踊っているんですね。こういう風にどこでもさらっと踊れるっていうのはちょっと憧れます。
踊りとかダンスっていうのは文化としても重要らしく、世界中のどこに行ってもその国固有の踊りがあります。日本では盆踊りがもっとも有名でしょうか。阿波踊りやよさこいが最近人気ですよね。
ただ日本では踊りやダンスってそこまで日常的なものではなく、特別な日の特別な催しに行われるものっていう感じがあります。
私自身もそうなのですが、「踊って!」って言われてさらっと踊れるような日本人は少数派でしょう。今の日本では踊りってそれほど日常には溶け込んでいないんですよね。
昔は私もけっこう恥ずかしがり屋だったので、フェスティバルの時とかその国の人たちが皆踊っているような場面でもとても一緒に踊ったりできませんでした。
それがいろんな国でいろんな物を見てきたからか、今ではもう開きなおって踊れるようになりました。超へたくそで格好悪いんですけど「へたくそでもいいんだよ!ノリだよノリ!楽しめばいいんだよ!」と念じて何も考えずに身体を動かします。ダンスにもなんにもなっていなくてめっちゃ格好悪いんでしょうけど気にしません。
プロでもなんでもないんだから、ダンスの上手い下手なんてどうでもいいんです。その場で皆一体となって身体を動かすのが大事なんですよ、たぶん。悪口言われてても言葉分かりませんしねー。気にしない気にしない。
とはいえ格好よく踊れるに越したことはないんでしょうけどね。踊れる人うらやましいです。
ちなみ私はまだ行ったことがないのですが、キューバなんかは「キューバ人皆踊ってるよ!赤ちゃんまで踊ってる!」なんていう話(冗談なのでしょうが結構本気で言ってた)を聞くほどダンスが日常に溶け込んでいてノリのいい国みたいです。キューバを訪れる時には是非ダンスを見に行きたいですね!