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世界最多の哺乳類(の一種)にはどこの国でも出会う

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人間ではなく牛。写真はミャンマー、カローの牛。

 

外国、特に発展途上国を旅行しているとによく会います。

牛を聖なる動物として扱っているインドは代表的な牛の国ですね。ヒンドゥー教の重要な3つの神の一神、破壊を司るシヴァ神の乗り物が牛ですので大切に扱われています。道路に牛が居座るのでなかなか車が進まないこともよくあります。牛をひき殺すなんてとんでもない。

インド以外の国でもよく会います。牛の飼育頭数が最も多かったのは長い間インドだったのですが、最近ではブラジルがインドを抜かしたり抜かされたりして世界一位の座を争っています。インドとブラジルの他にはアメリカ、中国、アルゼンチンも多くの牛を飼育しています。他にもアジア全域アフリカ全域と、牛にはどこの国でも出会います

ネパールではヤクが登山者の荷物を運んでくれます。ヤクは同じウシ属ですが高地に適応していますので、登山の荷役にはぴったりです。ふつうの牛に比べるとけっこう気性は荒いので注意は必要です。

 

ウシはwikipediaによると世界最多の哺乳類の一つらしく、13億頭ほど生息しているようです。そりゃあどこでも会う訳だ。賢くて力も強くて人に馴れやすくて乳や肉も利用できてと利用価値が高いのでしょうね。結構かわいいですし。

牛って動きが鈍くて鈍重なイメージがありますけど本気を出したら意外に速く走れるんですよ。力も写真の通り、人間を乗せて走れるくらいめっちゃ強い。私が誰か人を背負って走るとすると……そもそも走れなさそうです。背負って歩くのが関の山。

そう考えると牛って凄いです。一対一で戦っても武器無しでは勝てる気がしない。旅行先で会ったときにはあまり怒らせないよう注意しなければ。

腸管出血性大腸菌感染症のような牛から人に移る感染症もあるので、そもそもあまり接近しない方がいいかもしれません。かわいいんですけど安全のため……。