ロシア→フィンランド→ノルウェー。北に進むにつれ物価が跳ねあがっていく……
写真はノルウェーのマーゲロイ島最北のクニフシェロッデン
ロシア→フィンランド→ノルウェーと旅行したことがあったのですが、その物価の差に驚きました。今でこそロシアの物価も高くなっているのですが、その当時はまだまだ安かった。
ロシアのサンクトペテルブルグから列車でフィンランドのヘルシンキへ。フィンランドに入ると全てが高い。ペットボトルのコーラ1.5Lが2.9ユーロで350円以上。駅のトイレ使用料が1ユーロ。自動販売機のカップのジュースが2ユーロ。日本以上に高い物価に戦慄しました。ロシアの倍くらいになった感じがしましたよ。130円で買えてた缶ジュースがいきなり260円になったような気分。
そしてフィンランドからノルウェーに入るとさらに高く! ちょっとしたチョコレート1つでも200円以上。アルコールやタバコは1000円以上。北のノールカップではサンドイッチ1つが60ノルウェークローネで1000円以上、一番安い小さいドーナツが300円以上という状態でした。ノールカップはもろ観光地なので普通の物価よりさらに高くなっているんですけどね。
フィンランドからノルウェーに入国するときは国境での検査もなく、いつのまにかノルウェーに入っていた感じだったんですよね。日本で県を越えるような。ちょっと境を越えるだけでここまで物価に差が出るなんて、と当時の自分はびっくりしてしまいました。
フィンランドに入国する前にはロシアで、ノルウェーに入国する前にはフィンランドで色々買いだめしておけばよかった~、と後になって後悔。まあこれも世界を知るいい経験でございました。